昨日ようやく買いました。
「casa brutus/長く使いたい、よい道具235」
文房具ネタが多かったですが、
非常に読み応えのある内容。
気になったのはこちら。
イームズ夫妻や工業デザイナー柳宗理も愛用していた道具。
世界中で人気のケメックスですが、
意外にも10名程度の小さな家族経営の会社で作られているそうです。
私自身はコーヒー好きではないのですが、
こういう美しい道具を見ると「こんな道具で入れるコーヒーなら飲んでみたい」と
思えてしまうのもこういった道具の魅力の一つ。
女性は「この器ならあの料理を盛りつけたら良さそう」
「このくらいの大きさの器があるとお客様が来たときの料理にちょうど良さそう」
なんてことを連想しながら楽しそうに器選びをされますね。
買ってからの豊かで楽しい情景を思い描くことが出来る道具って素晴らしいと思います。
”楽しい暮らし”を演出する道具。
minkaではこちらの器を取り扱っています。
北海道旭川で唯一、ロクロ挽きによる木製テーブルウェアーを作る「高橋工芸」。
北海道産のシナやイタヤ楓などを使い、
木そのものの持つ持ち味を活かしたシンプルで機能的なモノづくりをする工房。
うすはりグラスのような非常に薄い形。
まるで紙で作ったような形からkami glassという名前がついたシリーズ。
たまごの曲線のような形になっているcaraシリーズなど、
薄くて軽いことから手に優しく馴染む器です。
寒くなって来た冬、温かい飲み物を入れることも多くなる時期。
木の器は熱伝導が低いため、冷めにくいうえに、手に持ったときに熱くないという特性もあります。
お子さんがうっかり落としても割れる心配も無い。
その高橋工芸がD&DEPARTMENTと展示会を行っています。
D&DEPARTMENTは、最近ではコムデギャルソンとコラボレート店舗を表参道に出店したことも記憶に新しいインテリアショップ。
そちらの東京・大阪・鹿児島の3店舗で12月1日より「NIPPON GALLERY 高橋工芸」と題して展示が始まっています。
期間中に東京に行った際には私も見に行こうかと。
minkaではkami & caraシリーズ中心に取り揃えておりますので、
ご興味ある方は是非一度ご覧にいらしてください。