「活きる」ための眠り










「活動する時間」を充実させるための睡眠。
「オデカケ」のための「オヤスミ」ですね。
眠るというのはそれ自体が目的ではなく、活き活きと日中過ごす為の時間の過ごし方です。
一日の終わりの始まりが睡眠。
そしてまた朝の目覚めと共に快適な一日が始まります。

現代では5人に1人は睡眠に何らかの不満を持っていると言われていますが、
日本人は海外に比べ、睡眠を軽視する傾向があるようです。
寝る間も惜しんで働くことが”善”とされているような風習があることが、
日本人の睡眠時間の少なさを物語っています。

ある統計では日本人の平均睡眠時間は7.5時間。
一般的に高齢になれば睡眠時間が長くなる傾向にあるので、
OECD諸国の中でも最も高齢化率が高く、睡眠時間が長くなってもおかしくはないにも関わらず、
多忙国民と言われているフランスは8.5時間、アメリカも8.38時間、
と比較して日本は1時間ほども少ない。
睡眠について軽視している結果とも考えられます。


もちろん長く寝ることが良い睡眠というわけではありません。
睡眠はその「クオリティ」が大切です。

まずは、睡眠の意味をもう一度見つめ直し、

仕事を充実させるため、家族と過ごす時間を充実させるため、余暇を楽しく過ごすため…
そのための「時間の過ごし方」と「道具選び」をしてみてはいかがでしょう?

睡眠時間を削ってパフォーマンスの低い仕事をし続けるよりも、
十分な睡眠を確保してパフォーマンスの優れた仕事をする方が遥かに充実した時間になるでしょう。

睡眠にはノンレム睡眠という脳の休息と、レム睡眠という体の休息があると考えられています。
活性酸素の害がほぼない睡眠中に、体は修復されて、
情報でパンパンの脳が整理されるとも考えられています。


体の休息時間を充実させて、生きる活力をチャージしましょう。